2023年5月6日に、水曜日のカンパネラの初代ボーカルで、アーティストのコムアイさんが「アマゾンで出産をする。」と、言ったことに注目が集まっています。
その中でも気になったのが、アマゾンに住むという『ワンピス族』という人たちです。
今回はそのワンピス族について調べていきました!
そして、コムアイさんの出産に対する心配・避難の声が続出しているようなので、世間の声も見ていきましょう。
コムアイがアマゾンのワンピス族の元で出産?!
【コムアイがアマゾンで出産へ なぜ】https://t.co/GELhwbA8IF
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 4, 2023
まずは今回話題になっている、コムアイさんの発表を見ていきましょうか!
内容を簡単にまとめると、
- 日本の産婦人科は父親をないがしろにしがち。
- 自然分娩に興味があった。
こういった考え方から、アマゾンの先住民である『ワンピス族』の元で出産することにしたんだとか!
さらに詳細な事は、後ほどまとめてありますよー!
アマゾンに住むっていうワンピス族って何者なの?

妊娠する前からワンピス族の事をパートナーの太田さんから聞いていて、いつか行ってみたいと語っていたコムアイさん。
では実際にワンピス族ってどんな人達なんでしょうか?
アマゾンのワンピス族って何者?
パートナーの太田さんによると、
- ワンピス族はシュアール族からペルー側へ国境側をまたぎ枝分かれした『先住民族』。
- ペルー政府非公認だが、2015年に先住民の自治政府を発足させ『ワンピス国』を名乗っている。
- 独立ではなく、自分たちの土地や森、石油発掘や鉱物の違法発掘から守るのが目的。
なんだそう。
そのワンピス族のリーダーの一人と大田さんが友人で、そのワンピス族の彼が産婆さんを紹介してくれる流れになったんだとか。
その産婆さんや、アマゾンでの出産の安全性について、太田さんは、
薬草や食べ物の知識にも精通している専門家です。よく知っている人たちだし、彼らはいまだに全員が自宅出産なので、何世紀にもわたって受け継がれたノウハウをもっている。事故もほとんど起きないと聞いています。
Yahoo!ニュース
こう語られていました。
ワンピス族に近しい『シュアール族』って何者?
では、ワンピス族が枝分かれする前の『シュアール族』を見ていけば、ワンピス族がどんな人達かわかるかも!
早速見ていきましょう!
住んでる場所は、エクアドル南東部のアマゾンの盆地!
まず、このシュアール族はエクアドル南東部のアマゾンの盆地に住んでいると言われています。
太田さんが滞在したのはエクアドルの首都から最寄りの町までバスで10時間。
そこから乗り合いタクシーを乗り継いで2時間。
最後の30分は歩きだったのだとか。
エクアドル南部にある、『モロナサンチアゴ』という辺りに多くのシュアール族が住んでいる。という情報もありました!
ここからお隣ペルーの国境に渡った所へ『ワンピス族』が居るみたいですね。
過去には『首狩り族』なんて呼ばれていたことも…。
シュアール族はかつて、部族抗争で負けた長の首を、ミニチュアのはく製に加工する習慣があったのだとか。
そういった事から『首狩り族』と呼ばれ、接点を持たない都会の人は、今でも恐れているそう。
現在は家族や親戚を大切にする温厚な先住民族に。
そんな首狩り族なんて呼ばれていたのは、過去の話。
現在では家族や親戚を大切にしているそう。
小さな畑を耕しながら、森や川で取れる肉、魚、木の実など、自然に感謝しながら静かに暮らしています!
日本の飲み会に近い文化『チチャ』がある!
そんな自然を愛するシュアール族には独特な文化として、『チチャ』と呼ばれるものがあります。
まさに社会生活の根源と言える飲み物で、日本の飲み会文化にちょっと似ているんです。
シネマジカルより一部抜粋
日本の飲み会は逃げ場がないというか、密閉した空間で、お互いに注ぎ合ったりします。日本人にとって、結束感や社会的な結びつきを強めるのに重要な文化だと思うのですが、シュアール族にとってはチチャがそれに当たるわけです。ボウルに入ったチチャを回しながら、「お前、もっと飲めよ」みたいな感じで、みんなで飲み、作業をすると楽しいんです。
この文化は、森で男たちが力仕事をするのに、気持ちよく酔ってよく働いてほしい。
そんな文化らしいですw
仕事前の一杯!そんなイメージですね。
これが、ワンピス族の枝割れする前の、シュアール族です!
アマゾンのワンピス族とどうやって知り合ったの?
そもそも太田さんとワンピス族との出会いは、太田さん作成のドキュメンタリー作成時でした!
太田さんはアマゾンにある先住民『シュアール族』の村で、自然と共に自給自足する人々の暮らしや人生哲学に迫るドキュメンタリー映画『カナルタ 螺旋状の夢』を上映されています。
こちらがその『カナルタ 螺旋状の夢』のPVになります!
このカナルタの撮影中に問題が発生しました。
記事の中で、太田が撮影地であったエクアドル南部のシュアール族の村で「1年以上にわたって生活した」と書いたが、厳密にはその間に空白期があった。インタビューの本筋から外れてしまうので書かなかったが、太田は資源採掘業者のスパイではないかと疑われ、数カ月の間、国境を越えてペルーへと避難したのだった。
Yahoo!ニュースより一部を抜粋
そうなんです。
シュアール族の村からペルー側へ国境を超えた所。
そこにあるのが今回お二人が目的地にしている『ワンピス族』の村なんです!
こういった経緯で、アマゾンの先住民族であるワンピス族と知り合ったんですね!!
コムアイがアマゾンのワンピス族にこだわるワケとは?

そもそも、コムアイさんはなんで、アマゾンでの出産にこだわるのでしょうか?
それに対してコメントが有りました!
コムアイ 産婦人科によっては父親がないがしろにされてきているような感じを受けて。最初に検診を受ける病院をいくつか回ったんですけど、空気感が気になって、ここじゃないなと思うところがけっこうあったんです。男性をちゃんと同等の親として扱ってくれない。無言で「別にお父さんは来なくていいんですよ」みたいな空気を放つ病院はちょっとイヤだなって。
Yahoo!ニュース
実際にツイッターにもそういった感じを受ける人がいらっしゃいました。
男という理由だけで冷たい扱いを受けたのは長男が産まれた産婦人科でナースから無視されたりした。「アンタは射精しただけのくせに!」と言わんばかりの対応だった。いや、仕方なかろうもん
— 粒あん (@tubuan_junk) July 25, 2022
こういった考え方の他にも、コムアイさんは元々、自然分娩に興味があったようです。
その中でも、
- 無菌ではない状態で産むこと。
- 分娩台に固定されず、自由に体勢を変えられること。
- へその緒をすぐに切らないこと。
- 親族じゃなくても立ち会いが出来ること。
- おっぱいをすぐに吸わせることが出来ること。
こういった理由から、現代の病院ではなく、昔ながらのやり方のほうが、理想に近いとコメントされていました。
そういった考えをもつコムアイさんのパートナーである太田さんも、アマゾンでの出産に賛成をしているようです。
太田 助産院で産む可能性も探ったんですけど、自然の近くで産みたい、いまだ存在する先住民の伝統的知恵を知りたい、日本の出産体制ではないところで産みたいという考えが彼女にあり、僕らのコネクションや知識を総動員して検討してみました。そうすると、ある意味「一番安全」なのが、アマゾンなんじゃないかという結論になりまして。
Yahoo!ニュース
こう語られています。
コレに対して世間では賛否両論あるみたいですが、コムアイさんは、
そういう知識(先住民の知恵など)に頼って、本能的に産める力を育てて、信じて産みたい。
こんな力強いコメントをしています!
コムアイのアマゾン出産に非難の声が続出…?
そんな気持ちでアマゾンでの出産に挑むコムアイさんに、非難の声が続出していました。
ここではそれを見ていきましょう。
コムアイのアマゾン出産に非難の声①影響力があるから考えてほしい。
さすがにやばいだろ。影響力あるしもうちょい考えて欲しいな。
— ららら (@rararaeeeeer) May 6, 2023
コムアイ「アマゾンで出産」宣言に専門医「日本での出産を勧めます」母子ともにリスクある選択に「出産をなめてる」猛批判(SmartFLASH) https://t.co/i7SEcESmmw
最初にコムアイさんが影響力があるとして、考えてほしいって意見ですね。
実際に発表をされた2023年5月6日のお昼からだけで、
コムアイさんに関して600件を超えるツイートがされていました。
コムアイのアマゾン出産に非難の声②子供が可愛そう
父親の存在を軽視しがちな日本の産婦人科医に違和感と言う割に籍も入れず事実婚すら違うとか頭おかしいなこいつ
— 麗華 (@omizunoreika) May 6, 2023
子供が可愛そうだわ
コムアイ「アマゾンで出産」宣言に専門医「日本での出産を勧めます」母子ともにリスクある選択に「出産をなめてる」猛批判#Yahooニュースhttps://t.co/gPksS9UPHp
次に子供が可愛そうっていう意見ですね。
この意見は結構見られました。
コムアイのアマゾン出産に非難の声③アマゾン側が迷惑では?
コムアイがどこで出産するのは自由だけど、アマゾン側からしたら日本人が乗り込んできて突然出産しにくるの迷惑すぎないか笑。
— まりントヒヒ (@A8Vpm) May 5, 2023
突然来たアジア人が縁もゆかりもなく子供産んで映画撮りますって乗り込んでくるの草すぎ。無事ならいいけど、これでもし何かトラブルがあればアマゾンも気悪いで
次にアマゾン側が迷惑ではないか?って意見です。
アマゾン(エクアドルかペルー)側からすると、これでもし何か会った時に、個人の責任ではありますが、何かのマイナスを受ける可能性はありますよね…
ここからはYahoo!ニュースのコメントから!
ここから下はYahoo!ニュースのコメントから抜粋していきます!
ずっとアマゾンで暮らしてていろんな免疫付いてる人が出産するのと、普段日本で生活してる人が突然アマゾン行って出産するのは衛生的にも違うと思う。 映画をおもしろくするためであって、赤ちゃんのためにはならない気が…。産むのは映画監督ではなくて母親なんだし、もう一度映画抜きにして冷静に考えてみてほしい…。
Yahoo!ニュース
事実婚でもない恋人がパートナーなのに父親の存在を軽視する産婦人科に不信感ってもうわけわからんな あと理想の出産ってなんやねん 理想の出産って母子ともに無事で健康に生まれてくる以上の理想の出産はないと断言していい
Yahoo!ニュース
アマゾンでの出産は人類としてはごく普通の事だと思うが、日本で生きてきた生物が、ほとんど未接触な領域で出産するってのは、日本で出産するよりははるかにリスクは負うだろうな。 産婆さんも東洋人の特徴が把握できるいるかあやしいし、差があるかないかも不明。 人によってはそれは大きいし、コムアイさんにとっては取るに足らない差ってことだろう。 自由にすればいいとはいえ、子供に影響するし、特に日本に伝え広める行為は止めてほしいと思う。
Yahoo!ニュース
どういう思考で「アマゾンが一番安全」て結論になるんだろう。 本人たちが良いのならば別に構わないけど(知ったこっちゃないけど)、自分の子供がこんな事言い出したら、全力で説得すると思う。
Yahoo!ニュース
色々な意見が飛び交っていますが、やはりアマゾンでの出産を危険視する声がとても多いです。
その他に、「日本で広めないでほしい」「人と違う事をするのがブランディングではない」なんて意見も見られました。
コムアイさんと太田さんが選択をすることなので、私たちは何も言えないですが、母子ともに無事に帰ってきてほしいです。
その上で、制作した映画が素敵な出来だと嬉しいですね!
まとめ

今回は水曜日のカンパネラの初代ボーカルで、アーティストのコムアイさんが出産地に希望した、
アマゾンのワンピス族について調べていきました!
まとめると、
- ワンピス族はシュアール族からペルー側へ国境側をまたぎ枝分かれした『先住民族』。
- ペルー政府非公認だが、2015年に先住民の自治政府を発足させ『ワンピス国』を名乗っている。
- 独立ではなく、自分たちの土地や森、石油発掘や鉱物の違法発掘から守るのが目的。
こういった人達であることがわかりました!
そのワンピス族の人たちと太田さんが出会ったのは、
ドキュメンタリー映画『カナルタ 螺旋状の夢』で、助けてもらった際に知り合っていました。
ただ、世間の意見は結構厳しい意見が多かったのが実情だと言うしかありません。
今回の出産に当たってコムアイさんは、
コムアイ パートナーと籍を入れないまま子どもをもつ選択を知ってもらうこともその一つ。今の婚姻制度だと、私たちの希望するあり方には当てはまらなくて、ほかにもそういう人がいるんじゃないかなということを考えてもらいたくて。SNSには夫婦別姓や同性婚が認められていないことについても考えを書きました。自分にとってはアクティビズムの一環であり、世の中にこう変わっていってほしいという、価値観の表明でもあります。
Yahoo!ニュース
と、コメントされていました。
コムアイさんの出産が上手くいきますように!!!